AGECブログ
工場に必要な生産機械計画は誰が考える?
工場計画に必要なものは何でしょうか。
資金調達、建築物、人材、取引先、その他ステークホルダー、等々あるかと思います。
資金調達は経理業務、建築物は営繕や総務業務、人材は人事、取引先は営業、ステークホルダーは経営者が担当することが多いです。
その中で工場の心臓部である、生産計画を担うのが技術担当の方々です。
かつて、ホンダ技研創業者本田宗一郎氏は、経営経理関しては藤沢武夫氏に一任し、自分は技術に専念する経営者でした。
その結果、バイクを作る会社からF1に出場、更には世界でも有数のサーキットを作り、それを受け継いだ後世の方が、飛行機を作るというイノベーションに会社への成長しました。
今は、保守的な企業になりましたが、成長中のホンダは生産機械と自分たちの技術をとことん突き詰めていくことの重要性が後世に残されていったのではないかと思います。
我々も工場建築をしていると、たまに生産機械のコンサルタントはできますかという質問がきます。その時は、申し訳ないですが助言はしますが、一からの提案はできませんと答えます。なぜなら、心臓部を他社に委ねることを良いとは思っていないからです。
製造業各社の技術は知恵と生産機械およびレイアウトで決まるものです。
知恵を生み出す環境や人を集めるそんな施設が重要なので、我々は製造業の方々を応援する建築物をより良い方法を適正価格で提供することをこれか