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工場や倉庫の雨漏りの原因とは?雨漏り対策もご紹介!

  • 2024.7.19

 

■倉庫や工場の雨漏りの原因とは?
倉庫や工場で雨漏りが起こる原因には、主に以下の3つがあります。

 

①屋根材の劣化
屋根材自体が劣化してひび割れ、そこから雨水が侵入しているケースです。
屋根は常に紫外線や雨風にさらされているため、劣化しやすいです。

 

②屋根材を固定するボルトの劣化
経年劣化でボルトが緩んで隙間ができます。
ボルトが錆びてそこから屋根が腐食してひび割れるといったことが起こり、そこから雨水が侵入するケースです。

 

③屋根以外の外壁や開口部などの劣化
雨水は屋根以外からも侵入する可能性があります。
例えば外壁のひび割れ、窓やドアの隙間、隙間埋めのコーキングのひび割れなどから、雨水が侵入することもあります。

 

■倉庫や工場で雨漏りを放置するリスク
倉庫や工場での雨漏りを放置すると、甚大な損害や重大な事故につながる可能性があるので注意が必要です。
考えられる主なリスクをご紹介します。

 

①保管商品の水濡れ被害
保管商品が雨漏りで濡れ、傷んだり廃棄になったりするリスクがあります。
自社の保管倉庫でない場合、お客さまから預かっている保管商品をダメにしてしまうと、信頼問題にも繋がってしまいます。

 

②設備や機器の故障
倉庫や工場の設備が雨漏りで濡れると、故障するリスクがあります。
設備の不具合でラインや業務がストップすると、倉庫や工場の稼働を停止するケースもあります。
売上や信用が大きく低下してしまいますし、設備や機器の修理、入れ替えなどにも多額のコストがかかります。

 

③火災、感電、転倒などの事故
雨漏りの水濡れで電気配線がショートまたは漏電してしまうと、停電や火災が起こることにつながります。
従業員が漏電箇所に触れてしまい感電したり、雨漏りでできた水たまりで足を滑らせて転んだりするなど、大事故につながってしまう恐れがあります。

 

■倉庫や工場ですべき雨漏り対策
雨漏りの応急処置としては、原因となっている部分を防水テープでふさぐ、ビニールシートをかぶせるといった方法もありますが、屋根の上など高所作業は大変危険です。
無理せず、早めに業者へ相談することをおすすめします。
可能であれば、雨漏りで濡れそうな商品は安全な場所へ移動すると良いでしょう。
倉庫や工場の雨漏りを防ぐには、屋根や外壁、開口部など、建物周りの定期的な点検とメンテナンスが重要です。
塗装やコーキングは約10年に一度程度の頻度で塗り替えを行い、屋根材や外壁材の耐用年数に応じて張り替えなどの対応も検討しましょう。
倉庫や工場の建物自体が老朽化している場合は、建て替えの選択肢も選択肢の一つです。

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