言葉の壁、文化の違い、商習慣の違いなど…だからと言って日本の建設会社に依頼すると倍ほど高いし...
そんなニーズに応えるべく私たちエージェックでは東南アジアの建設支援サービスを行っております。
元々、CM(コンストラクションマネージメント)とはアメリカで生まれた、建築生産システムのひとつです。 そもそものCM(コンストラクションマネージメント)は、アメリカが図面に記載がないものや見積にないものは一切施工しない「契約社会」・「訴訟社会」であること事を大前提としているからこそ出来るシステムでありますが、具体的には建築主がコストダウンを図る為に、各専門工事会社やメーカーと個別に、しかも直接、契約を結ぶ(いわゆる分離発注)方式のことです。
海外では、コンストラクションマネジメントは一般化していますが、私たちの業務と大きく違う点があります。 それは「海外のコンサルは手伝ってくれない」ということです。 「はい、私たちの仕事はここまで。後はあなたたちで管理してください」といったような、アフターフォローをしてくれません。 特にアメリカは契約社会なので契約外の事はしません。 エージェックでは日本式CMを採用しており、お客様が安心できるようにアフターフォローもしっかりと行っております。
現在、建設会社は自分たちが生き残るためにドンドンと経費を削減しています。 特に東南アジアの商習慣の違う国では、見積の項目も日本とは全く異なりますし、日本流の値切り交渉は通用しないケースもしばしば存在します。 また、施工スケジュール通りに進まず、完成予定から半年も過ぎているのにまだ工場が出来上がらない事も頻繁に起こりえます。 「まぁこれぐらいの事は分かるだろう」という日本的なやり方では全く通用しないので、私たちが徹底支援をし厳しい目でチェックを行い東南アジア流に仕事を進めていきます。
一括方式ではゼネコンが主体となって下請け発注を行うため、オーナーは傘下企業や下請け業者がどの程度の総工費で工事を受注しているかわからず、総工事費が適正かどうか判断することができませんでした。 その点、CM方式はCMRが中立の立場から各業者を選定するため、建設費用の透明性が高く、適正価格で施工することができます。実際、CM方式で施工すると総工費を抑えることが可能とされています。
オフィス建設を成功させるためには、コストや工期、品質すべてのバランスを考慮し、精度の高い計画を立てる必要があります。CM方式の場合、知識・経験豊富なCMRが企画や設計の段階から参画し、施工スケジュールを総合的に調整してくれます。もちろん施工中もしっかり工程管理を行ってくれるため、工期短縮が期待できます。
CM方式では、CMRが建設する建物の用途や特性を把握したうえで、品質・コスト・工期のバランスが最も優れている発注方式を選択してくれます。CMR自身の経験を活かせるのはもちろん、現在の建設市場の動向を踏まえながら最適な発注方式を厳選できるのはCM方式ならではのメリットです。