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2025年大阪関西万博開催!見どころは?

  • 2025.1.24

写真:EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

2025年が明けてもう5週目。

年始から多くの賀詞交換会に参加させていただき、年明けのご挨拶をさせていただきました。

我々は大阪の会社ということもあり、今年開かれる万博の話が多かった気がします。

といいつつも、前売りチケットの販売数が思うように進んでいないようで、スロースターターのようなイベントになりそうです。

スロースタートという理由は、先日私自身、現場を見学に行ったのですが、想像以上に素晴らしい施設に仕上がっているようで、メディアの発信があまり出来ていないのが原因かと感じました。

今の時代、テレビでのいわゆるオールドメディアよりもS N Sの発信の方が影響力が増しているようで、まだ限定されたインフルエンサーや一般の発信者が投稿できていないといいうのも原因になるのかと思います。

これか会が開始されると、これはすごいという投稿が増加し、続々と足を運ぶ方々が増えるのではないかと感じています。

この万博ですが、1970年の大阪万博では多くの建築家がパビリオンをデザインし、その後世に羽ばたいていったという歴史があります。

当時は丹下健三氏が総合監修であり、太陽の塔の前の大屋根等をシンボリックにデザインされていました。

今回は藤本壮介氏のリングと呼ばれる、外周回廊を木造で作るといった今までにない構造物を作っています。

まだ行かれていない方が、ほとんどだと思いますが、あのリングは2段構造になっており、植栽がその2段部分のどちらかにある想像以上のデザインになっています。

また、建築的には木造の組み方が神社などに採用される“貫”を採用されています。

私としては、この“貫”の技術をぜひ見てもらいたいと思います。

なぜなら、今回リングを施行したのは、土木出身の大林組、大工出身の竹中工務店、清水建設で、各社が“貫”の工法を現代風にアレンジしており、各社の色が出る工法になっています。

これは建築フェチの私にとっては、たまらないものです。

大林組の“貫”は見てきたのですが、竹中工務店と清水建設の工法を見ていないので、開催してから見てみたいと思います。

 

その他、多くの日本を代表する建築家がデザイしたパビリオンや公共施設(トイレ等)があるので、ただ単に映像や音楽、ダンスや展示物を見て楽しむのではなく、建築物を見て回るEXPOも楽しいのではないかと思います。

今年4月から開催ですので、ぜひ皆様足を運んではいかがでしょうか。

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