AGECブログ

「倉庫、工場建築のお金のこと」 建設の資金調達方法は?そのメリット・デメリットも!

  • 2023.6.16

 

倉庫や工場を建設するには高額な費用がかかる為、資金調達は重要な問題になっております。
そこで今回のAGECメルマガでは、倉庫や工場建設の資金調達方法とそのメリット・デメリットを解説します。
それぞれの特徴を理解して、自社に必要な方法を選びましょう。

■倉庫や工場建設時の資金調達方法!
倉庫や工場建設の費用は「設備資金」と言います。まずは、設備資金の主な資金調達方法についてご紹介します。

 

【1】出資
個人や法人が資金提供する方法です。会社の預貯金や事業主個人の資産といった自己資産で出資する方法と、他企業などから出資を受ける方法があります。他企業からの出資は、会社の株式を売却して出資を受け入れる方法が一般的です。

 

【2】借入・融資
個人や金融機関から資金を借り入れる方法です。

個人からの借入は事業主やその家族、役員などからのケースが多いでしょう。
金融機関からの借入は「融資」と呼ばれるもので、企業の資金調達方法としては最も一般的です。

 

【3】補助金・助成金
国や地方自治体は、企業の事業支援として様々な補助金・助成金制度を実施しています。
支援する事業や目的などが決まっていて合致する場合に申請できます。返済の必要がないのが大きなメリットでしょう。

 

■倉庫・工場建設の資金調達方法別のメリット・デメリット

【1】出資のメリットとデメリット
出資には、自己資金からの出資と、他企業などからの出資があります。自己資金からの出資は自分の財産ですので、出資のタイミングや金額を柔軟に決められるのがメリットです。ただし、自分で用意できる資金には限界がありますし、万が一会社が倒産した場合には資産を失ってしまうというデメリットがあります。

他企業などからの出資では、自己資金からの持ち出しはありません。
ただし、株式の売却による出資の場合、保有株式の比率によって議決権や経営権に影響が出ることに注意が必要です。

 

【2】借入・融資のメリットとデメリット
借入や融資は、社長や役員といった個人から借り入れる方法と、金融機関から融資を受ける方法の2つです。会社関係者の個人からの借入のメリットは、借入の金額や条件などを柔軟に設定でき、合意さえあれば短い時間ですぐに資金調達できることです。

金融機関からの借り入れは、事業規模によって高額な融資も可能なこと、長期の借入期間と安い金利がメリットです。
ただし、金融機関からの融資実行までは長い道のりです。
また、一般的に融資の際には建物などの資産を担保に設定するため、返済できない場合には担保設定した資産を没収されるリスクがあります。

 

【3】補助金・助成金のメリットとデメリット
補助金・助成金の一番のメリットは、返済が必要ないこと。

補助金・助成金も審査を経て決定されますが、求められる条件に当てはまっていれば、基本的に審査で落とされることはありません。
補助金・助成金の注意点としては、申請期間や予算の上限が決まっているものも多いことです。
受けたい補助金・助成金がある場合は、早めに申請することをお勧めします。

 

■まとめ
倉庫や工場建設の資金調達の方法は様々ありますが、それぞれのメリット・デメリットをよく理解して、自社に合った方法を選びましょう。

 

AGECでは、最適なプランをご提案することで、低コスト高品質な倉庫や工場を建築可能です。
これから倉庫と工場の建築予定がある方は、是非お気軽にご相談ください。

人気の記事

設計、設計監理、施工管理、コンストラクションマネジメントの違いについて

「倉庫、工場建築のお金のこと」 建設の資金調達方法は?そのメリット・デメリットも!

本当に現在の予算では、理想的な建物が建てられるでしょうか?

ご質問やお問い合わせ等お気軽にご連絡ください。