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倉庫や工場建設時の資金調達方法とは?
倉庫や工場建設の費用は「設備資金」といいます。
設備資金をかけて設備投資をしていくことは、事業を拡大するためにも欠かせないものです。
まずは、設備資金の主な資金調達方法についてご紹介します。
【1】出資
個人や法人が資金提供する方法です。
会社の預貯金や事業主個人の資産といった自己資産で出資する方法と、他企業などから出資を受ける方法があります。
他企業からの出資は、会社の株式を売却して出資を受け入れる方法が一般的です。
株の売却による資金調達は、社員が自社株を購入し資本金を出資する「自社株買い」という方法もあります。
この場合は社員による「持株会」という組織が必要です。
また、自社の不要な資産を売却して資金調達する方法も。
建物などの不要な固定資産や採算性の悪い工場、設備など、または売掛金などの売上債権を売却するケースがあります。
【2】借入・融資
個人や金融機関から資金を借り入れる方法です。
個人からの借入は事業主やその家族、役員などからのケースが多いでしょう。
金融機関からの借入は「融資」と呼ばれるもので、企業の資金調達方法としては最も一般的です。
【3】補助金・助成金
国や地方自治体は、企業の事業支援としてさまざまな補助金・助成金制度を実施しています。
支援する事業や目的などが決まっていて合致する場合に申請できます。
返済の必要がないのが大きなメリットでしょう。
時期によってもさまざまな補助金・助成金が用意されているので、見逃さずチェックしてくださいね。