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地盤調査結果の見方は?倉庫や工場建設前に
確認しましょう!

  • 2024.5.17

 

 

■倉庫や工場を建設時に必要な地盤調査とは?
地盤調査とは地盤の強さを調べるもので、建物を建てる前に実施することが法律で義務付けられています。
軟弱地盤の土地にそのまま建物を建てると、地盤沈下や不同沈下などが起こる可能性があり危険です。
そのため、地形や土地の状態、土質、水分量などを把握することで、建物を建てたときの地盤沈下のリスクを調べます。

 

地盤調査の種類は主にボーリング調査とSWS試験の2種類があります。

 

① ボーリング調査(標準貫入試験)
倉庫や工場をはじめ、大規模施設の建設時に主に用いられる地盤調査の方法です。
専用装置を使って地面に円筒形状の穴を10m~数10mほど掘り、掘削した孔の中にSPTサンプラーを打撃貫入して地盤の固さを調べます。
また、深さ1mごとに土のサンプルを採取して土質も調べるので、地盤状況について深さごとに詳しく調べることができます。
ボーリング機械を設置するためのスペースと、機械を搬入するためトラック乗り入れの通路やスペースが必要で、調査には数日を要する大がかりな調査です。

 

② SWS試験(スクリューウェイト貫入試験)
戸建て住宅などを建てる際に主に用いられる地盤調査の方法です。
先端にドリルが付いたロッドに重りを載せて地中に差し込み、その際の抵抗によって強度を測定します。
5m~10m程度の深さまで調査するのが一般的な簡易的な調査で、短時間で終わるためボーリング調査と比べて費用も安価です。
過去には「スウェーデン式サウンディング試験」と呼ばれていました。

 

■地盤調査結果の見方
「ボーリング柱状図」に主な記載項目とその内容をご紹介します。

 

①縮尺(m):地面からの深さ、縮尺は通常1/100。
②標高・層厚深度(m):地面からの深さや各地層・各土質の厚さ。
③現場土質名:砂質土、改良土など、土質の種類が記号で記載。
④相対密度・相対稠度:砂質土の硬さ、粘性土の硬さ。
⑤記事:採取した土の特徴などを記載。
⑥孔内水位:調査時に確認された地下水位。
⑦標準貫入試験:標準貫入試験の結果を記載。

 

a.N値:地盤の硬さ
b.深度:N値を測定した深さ
c.打撃回数:30cm貫入するのに要した打撃回数

 

地盤の硬さを把握するために確認が必要なのは「N値」です。
N値は1から50までの数値で示され、数値が大きいほど地盤が強固ということになります。
倉庫や工場建設では、砂質地盤であればN値30以上、粘土質地盤であればN値20以上が望ましいとされています。

 

 

■地盤調査の結果が悪い時は?倉庫や工場は建てられる?
地盤調査の結果、軟弱地盤であることがわかったなら、地盤改良工事が必要です。

 

地盤改良工事に種類としては主に、地表周辺をセメントで固める「地表改良工法」、
地中に円柱状の地盤を築いて建物を支える「柱状改良工法」、
地中に鋼管の杭を打ち込んで支える「鋼管杭工法」の3種類があります。

 

地盤改良工事は高額な費用がかかってしまうこともあります。
AGECでは、地盤調査の結果や建てる建物に合わせた最適なプランを提案いたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください!

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