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倉庫・工場建設の資金調達方法別の
メリット・デメリットは?

  • 2024.3.22

 

倉庫や工場建設の費用は「設備資金」といいます。

以前設備資金の主な資金調達方法について①出資 ②借入・融資 ③補助金・助成金の3つの方法について紹介したが、今回それぞれのメリット・デメリットや注意点2回を分けてより詳しくご紹介します。

 

【出資のメリットとデメリット】

出資には、自己資金からの出資と、他企業などからの出資があります。

自己資金からの出資は自分の財産ですので、出資のタイミングや金額を柔軟に決められるのがメリット。

ただし、自分で用意できる資金には限界がありますし、万が一会社が倒産した場合には資産を失ってしまうというデメリットも。

他企業などからの出資では、自己資金からの持ち出しはありません。

出資企業と良い関係を築いて、末永い支援や協力も見込めるでしょう。

ただし、株式の売却による出資の場合、保有株式の比率によって議決権や経営権に影響が出ることに注意が必要です。

自社保有の株式比率が下がると、経営権を失ってしまう可能性があります。

また、持株会による出資の場合は、社員が自社株を保有することで会社に対する思い入れが強くなり、仕事へのモチベーションや熱意が高まることにもつながるのがメリット。

ただし、持株会として組織を整える必要があること、株を保有する社員が退職する際には買取らなくてはいけないことがデメリットです。

 

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