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SDGsとESGに関しての建設投資

  • 2023.5.19

 

皆様御存知の通り、先進国は2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された”持続可能な開発のための2030アジェンダ” の17のゴール・169のターゲット、いわゆるSDGsに積極的に参加しなければなりません。期間としては、とりあえず2030年を目標にし、達成しなければ延長する、もしくは達成しても継続されることになりそうです。我々建築に携わる者としては、特にエネルギー問題での貢献ができると考えられています。実際には、全ての目標が関わってきそうですが、建設の計画段階ではエネルギーをいかに減らすということをターゲットに努力しようとする動きがあります。建築でいえば、エネルギー削減を目指したZEB、ZEHがそれに当たると思います。

しかし、発注者は事業性を考える上で初期投資額が膨らむことで、採用を見送られることが多いです。ただでさえ、建設費が高騰している中、さらに建設費があがるということは、投資を控えなければならないという企業様も多いです。投資控えるということは、建設業が冷え込むと同時に日本経済も落ち込んでいくことになります。SDGsと建設投資のバランスは相反するものではありますが、次世代のことを考え、エネルギー削減に対しての投資は惜しまないで欲しいものです。

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