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建設資材物価指数が24か月連続上昇し最高値を更新

  • 2022.11.11

 

建設物価は日々上昇し、建設予算立てることが非常に難しくなっています。

今月発表された10月の東京での建設資材物価指数は、9月に比べると2.7%もアップし、昨年の同月と比較すると13.5%も上昇しています。
小分類で見てみると、先月比で特に上昇率が高いのが生コンクリートの18.3%で急激な上昇率になっています。
生コンクリートは、先月まで1年間で3.4%しか上昇していなかったため、ここにきて一気に上昇したようです。

この建設物価の上昇は多くの原因が考えられますが、今後下がる要因があるかというと、あまり見当たりません。
今は建材価格が上昇していますが、2024年に「働き方改革関連法」が適用され、労務が上昇する可能性があります。
また、完全週休2日制が導入され、経費が嵩むことになりそうです。これからは、契約方法もランプサム契約(契約金額として約定された固定金額で契約上の義務を請け負う契約)で請負う建設会社もなくなるかもしれません。

今、建設を計画している方々は、予算に余裕を持って進めてください。

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