AGECブログ
自動倉庫の導入は必要?そのメリット&デメリットとは?
皆様もご存知の通り、私たちの生活を陰から支えている物流業界では、ドライバーや作業員の確保が非常に困難となっており、多くの物流関連企業の頭を悩ませる種となっています。
このような状況の中、物流業界の労働力不足を解決できる手法として注目されているのが、倉庫へのロボット導入による自動化です。
その為、今回のAGECメルマガでは、自動倉庫導入において押さえておきたいポイントについて少しご紹介させて頂きます。
まずは、自動倉庫を導入するメリットとデメリットについてご説明させていただきます。
【自動倉庫のメリット】
・人手による入庫・出庫作業を効率化 、省力化
・パレット自動倉庫の場合は、リフトオペレーターの人員削減が可能
・ケース自動倉庫の場合は、ピッキングの歩行距離削減が可能
・立体空間(縦横)の有効活用が可能
・在庫管理システムによる先入れ先出しが可能
・在庫管理工数の削減が可能
【自動倉庫のデメリット】
・初期投資が高い
・トラブル時の出荷停止リスクが大きい(停電した場合、出荷ができないなど)
以上が概要となりますが、続いて導入検討時の注意点についてご説明いたします。
導入時のポイントには設備仕様に関するハード面とシステムに関するソフト面の2つがございます。
【ハード面のポイント】
・入荷や出庫に関して、作業ボリュームに合わせた機械能力を設定する
・自動倉庫への保管前後の作業内容を踏まえて、コンベアレイアウトを設計する
・保管能力や間口の高さは、パレット積載数などを見極めて検討する
【ソフト面のポイント】
・上位WMSとの適合性やシステム改修範囲を明確化しておく
・格納の際に必要なパレットバーコードなど、運用とルールをマッチングする
まとめ
今回のAGECメルマガでは、自動倉庫を導入することによるメリットや、実際に導入する場合に注意しておきたいポイントをご紹介させて頂きました。
自動倉庫の導入には、多額の初期投資が必要になりますが、5年後、10年後のことを考えると、今すぐにでも「自社に必要なのか?」を検討し始めるのが良いのではないでしょうか。
AGECでは、最適なプランをご提案することで、低コストで高品質な倉庫や工場を建築可能です。
これから倉庫、工場の建築をご検討の方は、是非お気軽にお問い合わせください。