AGECブログ
建築工事価格と品質は○○○で決まる!
公共工事またはそれに準ずる建築工事価格について最近気になる記事がありました。
“ゼネコンが大阪万博工事で入札不成立を乱発!「無気力入札」”
という表題で、
“2025年に開催予定の日本国際博覧会(大阪・関西万博)を巡り、建設工事の入札不成立が相次いでいる。折から続く資材価格の高騰で採算が合わないとして、ゼネコン側が予算内での入札を見送っているからだ。”
という雑誌の記事を先日読みました。
いかにもゼネコンの見積が全て入札不調を誘導させているような記事でした。
予定範囲から逸脱するので不調ということですが、その予定価格は誰がどのように設定しているのか、不思議です。
予定価格を最初から今後数年後に発注する価格を把握し上げておけば、計画段階で縮小する設計等計画できると思うのですが、設計者やデザイナーの思いに感化され、後にひけなくなるということが起こっていいるも起こっているのではないかと思います。
その見直しの建設価格を税金で補うことも行われているいるので、政治家や行政のお金感覚は一般人とかなりのずれているようです。
民間企業では予算を超えると、いかに品質を変えずコストを下げるかを発注差様と知恵を出し合い、金額を合わせていきます。
その品質と金額調整は、ゼネコンとの付き合いかた次第で決まると言っても過言ではないです。
ゼネコンとの付き合いかたと言っても、馴れ合いになるのではなく、彼らの技術力を最大に引き出し、良いものを適正価格で提供してもらうため一緒に創りこむという、江戸時代の棟梁精神を引き出してもらうことが大事なのです。
ゼネコンは理論的に価格を調査把握したものを元に算出している建設価格を出している時代に、”悪のゼネコン”のような煽っているいる記事も多いのでお気をつけてください。