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物流拠点は集約すべき?メリット&デメリットを徹底分析!

  • 2023.1.10

 

 

物流拠点を集約するメリットとデメリットなど、集約型の拠点をつくる場合に押さえておくべきポイントをご紹介いたします。まず初めに、「物流拠点を集約するメリット・デメリット」 について解説します。

 

【メリット1】 コスト削減が図れる
拠点の数を減らすことで、設備や人材にかかるコストが減らされ、全体的なコスト削減を図ることができます。

地価や人件費の高い首都圏では、特に集約型の需要が高まっています。

 

【メリット2】 配送効率が上がる
1カ所の拠点ですべて保管、全部そこから直接発送であれば無駄がなく、配送効率が向上します。

また、拠点間輸送のためにトラックを走らせる人件費や燃料費が削減できます。

 

【メリット3】 在庫管理がしやすい
複数拠点の在庫を同時に把握・管理するより、1カ所の拠点の在庫を把握・管理する方が手間が少なくスムーズです。

 

【デメリット1】 配送にかかる時間が長くなる場合がある
拠点が1カ所だと、納品先の数や場所によって、配送距離と時間が長くなるケースがあります。

生鮮食品など配送のリードタイムが短いことを求められる商品を扱っている場合は、影響が大きいでしょう。

 

【デメリット2】 リスク分散ができない
災害やトラブルなどによって拠点の機能が停止した場合、集約型の物流拠点では業務全体に重大な支障をきたしてしまいます。そのため、リスク管理やBCP対策の視点では、集約型の物流拠点はリスクがあると言えるでしょう。

 

続きましては、「物流拠点を集約する際に押さえるべきポイント」についてご紹介します。

 

① 契約面積と有効率
② 立地
 ・仕入れ元、納品先への距離
 ・高速道路や駅、空港などとの位置関係
 ・地価、建設費用
 ・法規制 など
③ 費用対効果


「まとめ」
物流拠点の運営戦略は、一拠点へ在庫を集約させる集約型と、複数拠点を配置する分散型の2種類がございます。
物流拠点の集約を検討しているなら、そのメリットとデメリットをよく理解し、さらに面積と有効率、立地、費用対効果などを確認したうえで判断しましょう。

 

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