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「お金のこと」 倉庫、工場を安く建てるには?

  • 2023.2.17

 

倉庫を安く建てる方法、工法別の建築費用を抑えるポイントついて解説しますので、是非ご参考にしてください。

 

Part1「倉庫を建てるなら!知っておきたい倉庫の工法別の特徴について」

 

倉庫の建築方法には、一般的な建築方法である「在来工法」のほかに主に「システム工法」「プレハブ工法」「テント工法」の3種類がございます。
まずは、それぞれの特徴についてご紹介いたします。

 

■システム建築倉庫
設計から施工までの全工程をシステム化した工法で建てる倉庫です。
強度や耐久性が高いのが特徴で、在来工法よりも工期が短くコストが抑えられるというメリットがあります。
システム建築工法で建てられた建物の寿命は30年程度です。

 

■プレハブ倉庫
事前に工場で製造した建築部材を、工事現場で組み立てて仕上げる工法で建てる倉庫です。
大量生産による短納期、低コストが魅力ですが、規格があるため自由度が低いのがデメリットといえます。
プレハブ倉庫の寿命は20年程度。強度の割に建築費用が抑えられるのもポイントです。

 

■テント倉庫
鉄骨の骨組みにテントシートをかぶせる工法で建てる倉庫です。寿命は6~8年程度となっています。
短納期・低コストが最大の特徴ですが、耐久性が低いため美術品や引火性の液体の保管などには使用できません。
倉庫の種類や工法、構造などによっても、その特徴や工期、費用、耐用年数などは大きく異なります。

 

Part2「倉庫をできるだけ安く建てる・コストを抑える方法について」
単純に建築費用で考えれば、一番コストを抑えられるのはテント倉庫になります。
しかし、長い目で見ると、長期的に使える頑丈な倉庫であることで、建て替え費用やメンテナンス費用が抑えられるなど、コストダウンに繋がる可能性もあります。
なお、工法以外で倉庫の建築費を抑えるためには、以下の4点がポイントとなります。

 

①土地:立地や広さ、整形工事の有無によってコストダウンが可能
②資材:選ぶ種類、サイズ、配置によってコストダウンが可能
③工程管理:当初のスケジュール通りに進行することでコストアップを避ける
④人件費:作業期間や職人の人数によってコストアップを避ける

 

車の乗り入れがしやすい整形地を選ぶことで余計な費用がかからなかったり、鉄骨の均等配置で強度を上げて資材のコストダウンを図ったり、無駄のないスケジュール・人選を考えたり、費用を抑える方法は意外とあります。

 

AGECでは、最適なプランをご提案することで、低コストで高品質な倉庫や工場を建築可能です。
これから倉庫と工場の建築予定がある方は、是非お気軽にお問い合わせください。

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